【トイ・ストーリー4】感想・レビュー【衝撃のエンディング】

トイ・ストーリー4

あらすじ

新たな持ち主の少女ボニーを見守るウッディやバズたちの前に現れたのは、彼女の一番のお気に入りで手作りおもちゃのフォーキー。しかし、彼は自分をゴミだと思い込み逃げ出してしまう…。ボニーのためにフォーキーを連れ戻す旅に出たウッディを待ち受けていたのは、一度も愛されたことのないおもちゃたちとの出会い、かつての仲間ボー・ピープとの運命的な再会、そしてスリルあふれる遊園地での冒険だった―。まだ見たことのない新しい世界か、それとも大好きな子供と仲間たちのいる場所か？最後にウッディが選んだ”驚くべき決断”とは…？

(映画チラシより引用)

作品・スタッフ・キャスト

感想

涙腺崩壊

トイ・ストーリーシリーズを観てアンディーと共に育ってきた世代の方には冒頭からくるものがあり、ドンピシャ世代の私達も涙が止まらず、終始泣いて終わるんではないかと心配になるほどグッときました。ハンカチ必須です。(笑)

ただ、今作からの新しい仲間であるフォーキーやダッキー＆バニーなどが実にコミカルな上に、バズの天然が加速してとても面白い展開運びも多く、ただただ泣いて終わる感動映画ではなく、楽しい作品になっていました。

でもやっぱりエンディングでも泣きます。大事なことなのでもう一度。ハンカチは絶対に必須です。(笑)

ANDYではなくBonnieそしておもちゃの在り方

この作品の大まかなストーリーは、この持ち主問題やおもちゃの在り方、そして子供達・おもちゃ達それぞれの個性などがストーリーには大切なキーになっています。

すごく些細な話をするとアンディーの家族とボニーの家族にも違いがあり、今までのトイ・ストーリーシリーズを観てきた私達にはウッディの扱いが雑だろ！！と思うシーンがありました。(笑)

でもアンディーは男の子で、ボニーは女の子。アンディーではなくもうボニーのおもちゃですから仕方がないことなんでしょうね…。子供の素直な残酷さがほかのシーンにもあり少し辛いシーンもありました。

ただ今作は嫌な性格の悪役はおらず、前作のロッツォの様な救いようのない悪役はいません。(笑)

安定安心のディズニーピクサー映画

本当に安定の面白さクオリティです。流石のディズニー映画です。ストーリーは今までのトイ・ストーリーシリーズに比べると、やや単調ではあるものの飽きることなく最後まで楽しめました。

ですが、ディズニーアニメあるあるの子供のトラウマになりそうな怖いシーンですが、このトイ・ストーリー4にも出てきます。

印象としてはトイ・ストーリー1のシドのおもちゃ達やトイ・ストーリー3のビッグベビーに近いものを感じました。ただ同じ映画館に小さいお子さん連れもいらっしゃいましたが、お子さんが怖がったり泣いたりする様子は特になく、ただただ私の苦手分野だっただけかもしれません。逆に大人だといろいろ想像して怖いんですかね？(笑)

チャッキーなどのホラーが苦手な方は少し厳しいものがあるかもしれません。

まとめ

過去作のおもちゃ達

素直に書きます。グッズとか売ってるけど…えっ？出てた？です。(笑)

私の記憶が正しければ、人気のピザプラネットのエイリアン！！！リトルグリーンメン！！！！出てきてない！！！！！！！(笑)

他にもいろいろなおもちゃ達もちょっと出てきてはいますがほぼ空気です。(笑)

今回のメインはウッディーとボーなんでしょうね。ほんとにそこがメインです。ただ久々にボーのストーリーが観れたのはトイ・ストーリー3の時も曖昧に流されて終わってしまっていたのでよかったです。

あと一つ余談ですが『ボーって陶器だったんだ…。』と、この作品を観て初めて知りました。昔から出てたのに意外とボーの事を知らない自分にびっくりしました。(笑)

トイ・ストーリーファンは必見？

正直なところ、このエンディングは辛すぎる…とお通夜モードの私と、いやー面白かったと満足げなポン吉で意見が割れてしまいました。上映後の映画館の雰囲気も割とポン吉よりだったので、私が少数派なのかもしれません…。ただ私には本当に辛すぎました。

全員ハッピーエンドなんでしょうが、もっとほかの道はなかったのかと観終わった後、一人悶々としてしまいました。ただ面白くないわけではないので何とも言えない喪失感を味わっています。(笑)

とりあえず、今までのトイ・ストーリーシリーズを観てきた方はぜひ観ていただきたい！

私と同じように悶々とするか、ポン吉の様に満足できるかわかりませんが…。でもやっぱりトイ・ストーリーシリーズを綺麗な思い出のまま残しておきたい方は、トイ・ストーリー3までやめておいた方がいいのかなー…。

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