【LIFE!】感想・レビュー

LIFE!

あらすじ

「LIFE」誌の写真管理部に勤めるウォルターは、何ひとつ変わりばえのない日々を繰り返している。彼の唯一の趣味は、現実から逃避して突飛な空想に浸ること。ある日、最終号の表紙を飾る大切な写真のネガがないことに気づいた彼は、一大決心をしてカメラマンを探す旅に出発する。そのありえないほどの波乱万丈の冒険の道のりは、彼の人生を一変させていくのだった…。

(Blu-rayパッケージより引用)

作品・スタッフ・キャスト

作品情報

公開:2013年(米):2014年

上映時間:115分

制作国:アメリカ

キャスト

ウォルター・ミティ:ベン・スティラー(岡村隆史)

シェリル・メルホフ:クリステン・ウィグ(三石琴乃)

ショーン・オコンネル:ショーン・ペン(山路和弘)

エドナ・ミティ:シャーリー・マクレーン(沢田敏子)

テッド・ヘンドリックス:アダム・スコット(花輪英司)

オデッサ・ミティ:キャスリン・ハーン(鯨エマ)

トッド・マハール:パットン・オズワルト(吉見一豊)

 

感想

努力は必ず報われる

この映画オススメされたので観てみたのですが、オススメされるだけあって本当に良かったです。

国民性の違いでアメリカのハートフル映画は共感できる内容だったり、出来ない内容だったりするのですが、この映画は日本人が観ても共感できる映画でした。ごく平凡な毎日を過ごしていて、自分には自慢できるような取り柄も何もないし、誰も自分の事を評価してくれないと思ってしまう方が多いのではないでしょうか?そんな方に、是非この映画を観て頂きたいです。

この映画を観て勇気と希望を貰いましたし、誰も褒めてくれなくても、地味な事でも努力すればいつかは報われるのではないかなと思いました。私自身もそのように考えて落ち込んでしまう事があるのですが、普段の生活や仕事もやる気が出ました。(笑)

ポン吉

やる気でた!

突拍子もない妄想が面白い

銀行とかで、いきなり銃を持った男が現れて、人質に…。そんな中で自分がヒーローになって事件解決!なんて妄想したことありませんか?(笑)

こんな妄想を常日頃からしているのが、主人公のウォルターです。急に色々な妄想をするのですが、その内容がとても面白いです。火事になったマンションへダイブして好きな女性の愛犬を救ったり、上司をからかったり…。こういった妄想が映画の冒頭はとても多いです。しかも、どこから妄想に入ったのかわからないくらい自然に妄想に入り込みます。(笑)

妄想シーンが多く、妄想と現実の境界が最初は分からないですが、段々と妄想の世界に入り込んだなと分かるようになります。私自身がそうで途中から妄想シーンを楽しみながら観れました。そして、話が進んでいくうちに、妄想でしか行動を起こせなかったウォルターが、少しずつ実際の行動に起こせるようになっていきます。厨二病的な妄想が現実になるわけではないですが…。(笑)

吹き替えじゃなくて字幕で観るのがおすすめ!

この映画を観て一番最初に思ったのはこれです。気軽に観たかったので吹き替えで観ようと思って観始めたのですが、ウォルターの一言目ですごい違和感が…。というのも、後で調べて気付いたのですが、ウォルターの吹き替えを担当したのは、ナインティナインの岡村さんだったようです。しかも関西弁…。(笑)

関西に住んでる方は気にならないのかもしれませんが、関東に住んでる私は気になってしまい、字幕に変えて観ました。観続けていれば慣れるのかもしれませんが、本当にいい映画なので少しでも気になってしまうと勿体ないです。なので気になる方は字幕で観る事をオススメします。

まとめ

評価
面白さ
(5.0)
感動
(5.0)
映像の綺麗さ
(4.5)
総合評価
(5.0)

どんな人に観て貰いたいか

思い悩んでいる時に見るとさらに落ち込んでしまうような映画もありますが、この映画はそんな時に観るとそっと優しく背中を押してくれる素敵な映画です。

上でも少し触れていましたが、『主人公が努力して頑張ったから大成功しました!観ているあなたも頑張れば成功しますよ!』っていう映画ではないです。普段から努力していてれば、それを見ていてくれる人もいて、普段から真面目に頑張ってきたからこそ周りが認めてくれる、そういう内容の映画です。

私自身もこの映画を観て励まされた一人です。

『LIFE誌』の素敵なスローガン

to see the world(世界を見ること)

things dangerous to come to(危険なものを見ること)

to see behind walls(壁の向こうを見ること)

to draw closer(近くに引き寄せること)

to find each other(お互いを知ること)

and to feel(感じること)

that is the purpose of life(それが人生の目的だから)

主人公ウォルターが働いている『LIFE誌』のスローガンなのですが、このスローガンはこの映画で重要な意味を持っています。映画の中でウォルターや、ウォルターが好きな女性のシェリルもこのスローガンを誇りに思っています。また、ウォルターが旅に出れたのもこのスローガンがあったからなのではないかと思いました

ウォルターに一歩踏み出す勇気をくれるこのスローガンが、とても素敵だと思いました。私もこんなスローガンのある会社で働いてみたいです。

『LIFE!』が紹介されている漫画

私と彼女のお泊り映画』という漫画の中で取り上げられていました。この漫画は、1話に映画を1本ずつ主人公の女の子二人が映画を観て感想を言い合う漫画なのですが、その中で『LIFE!』が取り上げられている回がありました。

その回は就職活動がうまくいかない片方の女の子が、『前見た時は平気だったんだけど…。』とこの映画を観て泣いてしまいます。その後に『同じ映画を観ても、その時の気分とか気持ちとかで映画の印象が変わったりするよね。』というようなやり取りをする内容でした。

この漫画は、映画のいい所をぎゅっとまとめて紹介してくれる漫画で本当に参考になります。上でも書きましたが、1話に映画1本ずつ紹介されていて、他の映画も紹介されていますので、気になる方は読んでみてはいかがでしょうか?

ポン吉

そんな風に思われるような映画レビューサイト作って行きたいと日々思っています。
ポン吉共々頑張っていきますので、宜しくお願いします。

まき子

最後に

この映画、本当に映像が綺麗な映画で、そのシーンの話を書きたいのですが、少しネタバレを含んでしまうので、知りたい方のみ下のボタンをクリックして見てください。

 

『LIFE誌』の最後の表紙を飾る大切な写真のネガがない事に気付き、写真家のショーンを探す旅に出ます。

 

その旅の中で世界各地を訪れるのですが、その映像が本当に綺麗です。中でもアイスランドの大自然の中をスケボーで駆け抜けるシーンは爽快です!ウォルターの特技がこんな所で役に立ってくるとは…。(笑)

 

実はこのスケボーのシーンですが、スタントではなくて、ベン・スティラー本人が滑っているのです。実際にスケボーが趣味だったようで、とても上手でびっくりしました。

ポン吉

観てて気持ちがいい!いつかアイスランドに行って、同じポーズで写真を撮りたい!
まずは、スケボー乗れるようにしたら?(笑)

まき子

ポン吉

 以上、記事制作ポン吉でした。


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