目次
ラッキーナンバー7
あらすじ
不運続きのスレヴンは、友人を頼りにニューヨークへとやって来る。そこで出会った女性、リンジーと惹かれ合うが、スレヴンの不運はまだ始まったばかりだった。敵対する二人の大物マフィア、ボスとラビから同時に身に覚えのない借金の返済を迫られる。さらに、殺人事件を捜査するニューヨーク市警にもあらぬ嫌疑をかけられ、スレヴンは逃げられない状況へと追い込まれる。そして、すべての事件の裏には常に、凄腕の暗殺者・グッドキャットの影があった…。
(DVDパッケージより引用)
作品・スタッフ・キャスト
公開:2006年(米):2007年
上映時間:111分
制作国:アメリカ
監督:ポール・マクギガン
スレヴン:ジョシュ・ハートネット(平田広明)
ボス:モーガン・フリーマン(勝部演之)
感想
人に右を向かせて自分は左を向く。それがカンサスシティ・シャッフルだ。
劇中に出てくる、この『カンサスシティ・シャッフル』。冒頭のシーンで説明が入るのですが、その時点では冒頭の内容もこの言葉の意味も私にはよく理解できませんでした。(笑)
驚愕のラストと謳われていたので、伏線なども見逃さぬよう理解してからの方が楽しめるだろうと思い、何度か冒頭だけ見直してみたのですが全く掴めず…。その時点で心が折れてしまい作品から置いて行かれてしまいました…。
冒頭から殺されていくたくさんの人達、謎の数字、謎の競馬の実況…。
最後まで観た今は冒頭の意味も分かりますが、冒頭で「裏切られないように頑張るぞ!」などと意気込んでしまうと、私みたいに心が折れるので、冒頭は「軽く頭の隅に留めておこう」くらいの方が良さそうです。
そして最後まで観た私からアドバイスすれば、留めておくだけの方が話の展開が楽しめると思いますし、その程度で何ら問題ないので安心してください。(笑)
綿密に仕掛けられた罠が導く、極上のサスペンス・ストーリー
この言葉はDVDパッケージの裏に書いてあったキャッチコピーなのですが…。
正直に言って、勘の鋭い人や頭のいい人は、かなり早い段階でなんとなくはラストの展開を予想できてしまうんじゃないか?と思うレベルのサスペンスで、極上とは?と思ってしまいました…。
下手したら2時間ドラマなどの方が衝撃展開だったりすると思います。なので上にも書いた通り、本当に頭の隅に留めておくだけでいい!(笑)
ポン吉
まき子
ちょっとコメディチックなので、その場その場を楽しみつつ頭の片隅に気になった事を留めて、気軽に観る事がオススメです。
最高の俳優たちが、最高に爽快な嘘を仕掛ける!
こちらもDVDパッケージに書かれていたキャッチコピーなのですが、俳優陣は本当に豪華です!上のキャストを見てもらうとわかりますが、映画をあまり観ない人でも名前を知っている俳優さんが多いのではないでしょうか?
ただ、ストーリー的にはビックネームの無駄遣いな感じがします…。役者ありきでこの映画を観る感じ。
でも、この映画のルーシーリューは、可愛くて可愛くてたまらなかったです!キルビルやチャーリーズエンジェルの時とはイメージが違って、天真爛漫・小動物のようなルーシーが本当に可愛い!
そこはこのストーリーでルーシーリューを観れてよかったなーと思う唯一の点ですね。(笑)
まとめ
面白かったか?面白くなかったか?
聞かれると正直返答に困ってしまうほど、どちらでもなかったです。(笑)
ただ、上の感想にも書いたDVDのパッケージの謳い文句を読んで、自分自身でハードルを上げてしまった感は否めないですが…。
つまらない事もない、だからってオススメするほどでもない。テレビ放送などで観れる機会があって、尚且つ自分自身が何の予定もなく、暇だったら観てもいいんじゃないかと思うレベルです。感覚的には平日の昼間に再放送しているような、2時間ドラマを観るぐらいの感覚で、この映画を観る事をオススメします。
PG・R指定
特にDVDパッケージには表記は無かったので油断していましたが、冒頭からたくさん人が殺されるので、血や暴力的な映像が苦手な人は少しきついかもしれません。そして何より意外と下ネタが多い。とにかくことあるごとにラブシーンがある…。(笑)
この映画は、自分の親や子供と観たら気まずさでよそよそしくなること間違いないくらい、しっかりと何度もそういうシーンがあります。なぜか洋画ってそういうシーンが劇中にあることが多いですよね…。でもこの映画は特に多い気がします。
初々しい関係の人とは一緒に見ちゃダメ
付き合いたてのカップルや、友達以上恋人未満な関係の方とのデートで観るのは、あまりオススメしません。
ストーリーは恋愛要素もあり、若干コメディチックでもありますが、上にも書いた通り、少し下ネタがストレートすぎる。そして展開はあくまでサスペンス。ムードを作るんでも、もっと適役の映画タイトルが他にあると思います。(笑)
まき子
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