目次
ワイルド・ワイルド・ウエスト
あらすじ
1869年。アメリカ陸軍のジェームズ・ウエスト大尉は、仲間を大量虐殺した“流血将軍”マグラス将軍を追っていた。一方、合衆国法執行官アーティマス・ゴートンもまた、高名な科学者誘拐の実行犯としてマグラス将軍を調査していた。そんな彼らに大統領から「将軍の背後に潜むラブレス博士の野望を阻止せよ」との密命が下る。将軍が単なる先兵に過ぎなかったことを知った行動派のウエストと知性派のゴートンは、互いにいがみ合いながらも決死の追跡を開始する。
(DVDパッケージより引用)
作品・スタッフ・キャスト
公開:1999年
上映時間:106分
制作国:アメリカ
感想
冒頭から薫るB級感
映画を観始めてからすぐにB級感が漂ってきます。それも、ちょっと観るのをやめようかなと思ってしまうほどのB級臭。カメラワークのせいなのか…古いCGのせいなのか…。
そして始まるオープニング…どこかで聴いた事のありそうなBGM、設定、雰囲気…そして、これも結構長め。
とりあえず、その後のウィル・スミスがかっこいいから観れましたけど、冒頭は観る気を一気に削いできます。(笑)
最後まで観た結果はそこまでつまらなくはなかったので、この映画は冒頭のつまらなさでかなり損してると思う…。(笑)
ノリがアメリカン
コメディー要素が映画の中にたびたび出てくるのですが、比喩などがアメリカン過ぎてなかなか日本人には合わないかもしれません。私の理解力がないだけかもしれませんが、かなりのブラックジョークもあって何が面白いのか、わからないような展開もありました。
1869年が舞台という事もあって、黒人差別があったり身体的な事で罵り合ったりします。別に私は善人ではないでので差別がどうこう思う事もないですが、観ていて面白さは感じなかったですね。
ラッシュアワーでも似たような人種イジリがあって、それは面白さが分かったんですが…。なんですかね…。この映画はそういう笑いの取り方が多くて、尚且つそんなに面白く感じなかったです。
監督はメンインブラックと同じ監督
私はSFがあまり好きな方ではないので、恥ずかしい話ですがメンインブラックを観た事がありません。ですがコーヒーのCMなどでパロディーされたりするほど有名で人気な作品だと知っていますし、メンインブラックを面白いよとオススメされる方も多いので期待して観てみましたが、正直がっかりしてしまいました。
むしろ今はメンインブラックのが観たいです。(笑)
0088/ワイルド・ウエスト
この映画のレヴューを書くにあたって調べて分かったんですがこの映画、リメイクだったんですね。1965年から1969年までの間に放送されていたドラマが元のようです。
しかも4シーズン全104話もあるそうで…。結構な人気作だったんだと思うんですが、この映画を観てしまうとそんな人気作になるような内容だったのか?と疑問に思ってしまうような映画でした。(笑)
ドラマの方は面白いんですかね?少しそっちの方がメンインブラック同様気になります。
まとめ
面白いは面白いけど…
ラッシュアワーの様な、よくある凸凹コンビが四苦八苦しながら何かに立ち向かっていく映画で、面白いは面白いですが『西部劇』『SF』『アドベンチャー』どれをとっても他の映画をオススメするかなーと思ってしまいました。正直各ジャンル、他にもっと面白い映画があるかな…。(笑)
そして冒頭で感じる『この映画きっとつまらないんだろうなー』感で引っ張られてしまって面白く感じるまでにタイムラグがある気がします。最後の方でやっと『あ、この映画面白いのかも…?』とそっとくる感じです。(笑)
それにしても、ジャンル欲張りすぎかなー。でも、まとめて観れるっていうのはいいのかもしれません。ただ、それだけでは映画の売りにはならないかな…。
オススメか?
正直、そこまでオススメではないです。
気軽に観るにもそこまでライトな内容でもなく、少しでも見逃すと『どうしてそういう状況になった?!』とパニックになります。(笑)
それでも面白い映画ではあると思いますが、同じ部類でいえばラッシュアワーのが面白いです。
暇すぎて色んな映画も観つくした時にそっと観ればいいかな…。そして観なくても損はしないかな。(笑)
まき子
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